横浜近郊のオススメのサイクリングルート(概要編)

横浜近郊エリアでサイクリングするなら、どこが走りやすいのでしょう? 「道なんてそんなに大差ないでしょ?」と思われるかもしれませんが、晴れた休日になると、サイクリング勢がたくさん走る道と、そうでない道がハッキリわかれます。そういったサイクリストに好かれるオススメルートを、まとめて紹介してみようと思います。

オススメサイクリングルートマップ

青線が河川敷CR、赤線がその他の道です。どの道もサイクリストさん達が走っているのを非常によく見かける道ですので、横浜近郊の定番サイクリングルートと言えると思います。

ただ、皆んなが走ってるから、走りやすいとも言い難いのですよね。これらの道の中には、初心者も安心して走れる道もあれば、上級者向けの道もあります。そのあたりについてです。

初心者にオススメ:河川敷CR

横浜市民にとって、距離的にアクセスしやすく、比較的よく整備されているのが、下記のの3つのサイクリングコース(CR)かと思います。

  • 多摩川CR
  • 鶴見川CR
  • 境川CR

上の3つのCRのうち、最寄りのCRを攻略することが、横浜でのサイクリングの第一歩になると思います。私もビギナーの頃は、最寄りの鶴見川CRをひたすら往復してました。そうやって河川敷でサイクリングを楽しみながら、徐々に距離が伸びていって、やがてサイクリングの楽しさにハマっていくのですよね。

鶴見川CR
鶴見川CR

中級者にオススメ:河川敷CRを含む周回ルート

慣れてくると、河川敷CRをただ往復するのが物足りなくなってきます。そこで河川敷CRと隣の河川敷CRを繋ぐ道を模索しはじめ、周回ルートを構築するようになります。

鶴見川から境川へ(R18)
CRをはずれた途端、坂だらけになります

CRとCRを繋ぐ道は、坂だらけで、交通量が多い道がほとんどです。気をつけて走りましょう。

上級者にオススメ:東京方面や湘南方面への道

ある程度慣れてくると、河川敷CRにこだわらず、行きたいところへ行くようになります。横浜在住のサイクリストの場合、北(東京方面)か、南(湘南方面)を目指すようになります。北と南、どっちに行っても、それぞれ楽しいのが嬉しいですよね。その日の気分や風向きで行く先を選べるので、飽きることがありません。

しかしこの場合、車がビュンビュン走っている幹線道路を走ることになります。幾つか挙げてみます。

まぁまぁ走りやすい道

鎌倉街道
(R21)
関内から鎌倉方面へ行く道。バスが多いですけど、比較的走りやすい部類だと思います。
第一京浜品川・秋葉原方面へ行く道。交通量が多いですが、割と走れます。
東海道  戸塚・湘南方面に行く道。交通量が多くトラックも多いです。けっこう神経を使います。初見の場合、藤沢バイパスに入りこみやすいので注意しましょう。

あんまり走りたくない道

環八田園調布~上高井戸間。交通量がとても多く道幅が狭いです。路面には白矢羽(自転車レーン)の表示がありますが、自転車で走るのは結構苦痛です。
産業道路(R6)生麦~大師橋。大型トラックがビュンビュン走っています。ここの車道を走っている自転車は皆無。おとなしく歩道を走るか、第一京浜を走りましょう。

走りたくないけど走らざるをえない道

横須賀街道(R16)金沢八景~横須賀。トンネルが連続して8個もあります。トンネル内は道幅が非常に狭く、とても怖いのですが、横浜~横須賀間は他に選択肢が無く、この道を通るしかありません。

別次元の道

甲州街道大原~新宿。片側4車線で車がビュンビュン走っています。バスやトラックも多めです。初見は躊躇しますが、慣れた人達は普通に車道をカッ飛ばしています。観光バスの後ろにピタッと張り付いてスリップストリームしているロードバイクを見たのは、後にも先にもここだけです。
ちなみに、下の図は、実際に甲州街道で遭遇したシチュエーションです。ある意味、別次元ですね、甲州街道は。
ある日の甲州街道

横浜でサイクリングするコツ

横浜でサイクリングする際は、河川敷CRを軸に、あとは目的地に応じて幹線道路を走るってのがコツかなと思います。横浜は広いですから、行動範囲を徐々に広げながら、独自ルートを開拓するってのが良いと思います。

以上、横浜のオススメのサイクリングルートでした!!

鎌倉街道
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